2017年4月19日水曜日

D氏による稽古の感想

昨日はどの技もうまくできなくて、いつも以上に悔しい思いで帰りました。技はすべて相手の肩、首に合気をかけなければならないのに、それを忘れていました。だから技をかけるときに重かったのですね。重いから力でなんとかしようとする、すると持たれたところを動かしてしまう。ますますダメ。片手でも、両手でも持たれたところはそのままに、まず軽く、ほんの少し、ピッと肩、首に合気をかける。それも、持たれた瞬間に行う。相手の指の第二関節辺りが自分に触れた瞬間に後の先で技をかける。ワン・ツーではなく、技はすべてワンで行う。触れた手で合気をかけるときには、相手の手、腕の肌をさすり、撫でるようにスリ上げる。目でも、胸でも腰でも、肘でも、手首でも相手に合気をかけることができる。特に目合気は大事。相手に触れることなく合気をかけられるからである。それらはすべて腰と連動して行うことが肝心。波動、羽ばたきの理論が重要となる。

昨日の技では、持たれたところをそのままにして、いかに相手を崩すかというのが難題であったが、稽古を通して肘を下げ腰を使うことで少しは克服することが出来たように思えた。でもまだ安心はしたくない。天野先生の次の稽古で何が飛び出すか心配ではあるが、全神経を集中して頑張りたい。

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